オスロの子供たち

あくまで、私には子供がいないので、外から見た範囲の話になります。

こちらに来てから早いもので1か月が経とうとしています。これまで、東京のように子供に対して怒鳴ったりしかりつけている場面に遭遇したことがありません。単に人口が少ないから確率が低いのかはわかりませんが、社会が母親に優しいのではないかなと思います。

待機児童はなく、お父さんも育児休暇を取るのが当たり前。子供の迎えや料理も担当する。要は、ワンオペ育児にならない。仕事よりプライベートを重視するのが当たり前なので、男性が育休をとることになんのプレッシャーもありません。

電車の中や公共の場所でも、もともと他人に多大な迷惑をかけなければ好きにしていいという風潮なので、子供が大声出したり、電車のポールをよじ登っても、吊革にぶら下がって遊び始めても、親も特に激しく叱ったりしませんし、周りの人たちも、子供ってそういうもんだよね、という雰囲気。また、ノルウェーでは子供への体罰は親であっても犯罪にあたるそうです。

 

また、学校でも期末テストのようなものがなく、個性を尊重して伸ばすような教育をしているとききました。時折、不良っぽい若い男女を見かけますが、本当にたまに、ですね。子育てには良い環境のようです。